排尿について
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その他の病気
腹圧性尿失禁
加齢や出産などにより、骨盤底筋群という尿道の筋肉などを含む骨盤底の筋肉がゆるむことで起こります。
重い荷物を持ち上げた時、咳やくしゃみをした時など、おなかに力が入った時に尿がもれてしまう状態です。女性の尿失禁の中で最も多いといわれています。簡単な体操などにより骨盤底筋群を鍛えることで、治療を行います。
間質性膀胱炎
膀胱に原因不明の炎症が起こり、頻尿や残尿感、下腹部の痛みなどの症状があらわれる病気です。40歳以上の女性に多くみられるといわれています。
通常の膀胱炎は細菌によって起こるため、尿検査で異常がみられます。しかし、間質性膀胱炎の場合は細菌が原因でないため、尿検査に異常はありません。診断には内視鏡の検査を行うことがあります。
骨盤臓器脱(女性)
加齢や出産などにより膀胱や子宮を支える骨盤底筋がゆるむことで、骨盤内の臓器を支えられなくなり臓器が下がってきます。その結果、膀胱や尿道が圧迫され、頻尿や尿意切迫感が起こりやすくなります。
前立腺肥大症(男性)
前立腺肥大症とは、男性しか持っていない身体の器官である「前立腺」が、加齢などの理由で徐々に大きくなる良性の病気です。
前立腺は図のように、尿の通り道である尿道を取り囲んでいるので、前立腺が大きくなると尿道を押しつぶしてしまい、尿が出にくくなるなどの症状が現れます。